メガネと嫁とエイリアン
メガネと嫁とエイリアン
無駄に解説はしません
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たった今だ。
アタシはクルマに乗ってて、マクドの駐車場から左折で道路に出ようとしていた。
その道は片側一車線の国道で、両側に柵付きの歩道がある。
そこにかかるようにしてアタシは停まって出るタイミングを窺っていた。
すぐそばの信号が青に変わったばかりでなかなかクルマの列が切れる様子はなくて、でもそこの交差点で左折するクルマも結構多いので、赤に変わるまでに出られるだろうと踏み、車が歩道にかかっている事を特に意識していなかった。
そこへ右方向からチャリが2台、歩道を走ってきた。
「邪魔になってるなぁ、悪いなぁ」
と思っていると1台のチャリはアタシのクルマの後ろを、もう一台は前を迂回するようにして通り過ぎていった。
そしてようやく、左のウィンカーを点滅させたクルマが現れた、まさにその瞬間だ。
左折しようといているクルマを見ているアタシの視野の右端に映っていた1台のチャリが、すぐそばまで来て停まった。
乗っているのは見たところ七十がらみのお爺さん。
ウィンドー越しにアタシを見ながら、体の前で右手を横に振っている。
一瞬、警備員よろしく“行け”と言っているのかと思ったが、車道の状況を一切確認している様子のないその爺さんがそんな事を言うはずもない。
真逆。
クルマを下げて自分に道を譲れと言っているのだ、かなりのしかめっ面で。
あまりに横柄なその態度にカチンときたアタシはウィンドーを開け
「何なんだよ」
と言うとそのジジィは
「下がれ」
と言ってきた。
かなりムカつきながらも半ばあきれたアタシはウィンドーを閉め、口の中でモゴモゴとそのジジィに毒づきながらも無用なトラブルを避ける為にシカトする事にした。
するとそのクソジジィはアタシのクルマの前を通り過ぎ、通り過ぎた所にチャリを停めて降りてきた。
そして助手席のウィンドーを指で小突いて
「開けろ」
とほざいた。
睨みつけつつそれもシカトすると今度は
「降りてこい」
とぬかしやがった。
その時だ。ほんの一瞬だけど殺意のようなものがよぎった。
言う通りに降りていって何も言わずに殴り殺してやろうかと、ほんのちょっとだけ思った。
結果的にアタシは何も言わず何もせず、死にぞこないのクソジジィは諦めて去っていった。
ある意味、もの凄い度胸だな。
アタシは基本、平和主義者なので“降りていってビビらせてやろうか”という衝動を何とか抑えたけど、キレやすい奴が相手だったら確実にボコられて半殺しにされてるよ、おじいちゃん。
「くだらないマネしやがって、若造が」
とか思ったんだろうし
「ワシにはこれだけの人生経験がある」
的な自信に満ち溢れてるんだろうね、きっと。
歩道を塞ぐように停まってたアタシに落ち度があったのは分かってるけど、あそこまで偉そうにする事でもないと思う。
あまりに尊大で唯我独尊な態度はしまいに死を招くと思うけどね。
まぁ、どんなに頑張ってもあと数年しか生きられないだろうから一緒だけど。
つか、あんなくたばりぞこないを養う為に年金を払うのはイヤなので早く死んでください、できるだけ後悔の念が残る死に方で。
そうそう、厳密にいうならチャリは歩道を走っちゃいけないんですよ。
歩道のド真ん中にチャリを停めるってのもかなり迷惑で傍若無人な行為だし。
※彼奴の吐いた暴言は全て標準語に変換しています。実際は実の父親に言われてもかなりムカつくような口調の大阪弁です。


アタシはクルマに乗ってて、マクドの駐車場から左折で道路に出ようとしていた。
その道は片側一車線の国道で、両側に柵付きの歩道がある。
そこにかかるようにしてアタシは停まって出るタイミングを窺っていた。
すぐそばの信号が青に変わったばかりでなかなかクルマの列が切れる様子はなくて、でもそこの交差点で左折するクルマも結構多いので、赤に変わるまでに出られるだろうと踏み、車が歩道にかかっている事を特に意識していなかった。
そこへ右方向からチャリが2台、歩道を走ってきた。
「邪魔になってるなぁ、悪いなぁ」
と思っていると1台のチャリはアタシのクルマの後ろを、もう一台は前を迂回するようにして通り過ぎていった。
そしてようやく、左のウィンカーを点滅させたクルマが現れた、まさにその瞬間だ。
左折しようといているクルマを見ているアタシの視野の右端に映っていた1台のチャリが、すぐそばまで来て停まった。
乗っているのは見たところ七十がらみのお爺さん。
ウィンドー越しにアタシを見ながら、体の前で右手を横に振っている。
一瞬、警備員よろしく“行け”と言っているのかと思ったが、車道の状況を一切確認している様子のないその爺さんがそんな事を言うはずもない。
真逆。
クルマを下げて自分に道を譲れと言っているのだ、かなりのしかめっ面で。
あまりに横柄なその態度にカチンときたアタシはウィンドーを開け
「何なんだよ」
と言うとそのジジィは
「下がれ」
と言ってきた。
かなりムカつきながらも半ばあきれたアタシはウィンドーを閉め、口の中でモゴモゴとそのジジィに毒づきながらも無用なトラブルを避ける為にシカトする事にした。
するとそのクソジジィはアタシのクルマの前を通り過ぎ、通り過ぎた所にチャリを停めて降りてきた。
そして助手席のウィンドーを指で小突いて
「開けろ」
とほざいた。
睨みつけつつそれもシカトすると今度は
「降りてこい」
とぬかしやがった。
その時だ。ほんの一瞬だけど殺意のようなものがよぎった。
言う通りに降りていって何も言わずに殴り殺してやろうかと、ほんのちょっとだけ思った。
結果的にアタシは何も言わず何もせず、
ある意味、もの凄い度胸だな。
アタシは基本、平和主義者なので“降りていってビビらせてやろうか”という衝動を何とか抑えたけど、キレやすい奴が相手だったら確実にボコられて半殺しにされてるよ、おじいちゃん。
「くだらないマネしやがって、若造が」
とか思ったんだろうし
「ワシにはこれだけの人生経験がある」
的な自信に満ち溢れてるんだろうね、きっと。
歩道を塞ぐように停まってたアタシに落ち度があったのは分かってるけど、あそこまで偉そうにする事でもないと思う。
あまりに尊大で唯我独尊な態度はしまいに死を招くと思うけどね。
まぁ、どんなに頑張ってもあと数年しか生きられないだろうから一緒だけど。
つか、あんなくたばりぞこないを養う為に年金を払うのはイヤなので早く死んでください、できるだけ後悔の念が残る死に方で。
そうそう、厳密にいうならチャリは歩道を走っちゃいけないんですよ。
歩道のド真ん中にチャリを停めるってのもかなり迷惑で傍若無人な行為だし。
※彼奴の吐いた暴言は全て標準語に変換しています。実際は実の父親に言われてもかなりムカつくような口調の大阪弁です。
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部位
良かったぁ?
アタシざます
HN:
ベールゼブス
性別:
非公開
特技:
詭弁
趣味:
辛さとか寸止めとかの限界に挑む
マイブーム:
納豆キムチ
言葉責め
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